ライセンスで世界中の海が遊びのフィールドに!おすすめダイビングスクール

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体験ダイビングで潜れる深さは?

体験ダイビングで潜れる「深さ」はどれくらい?

一般的な最大深度は5m~12m

体験ダイビングは、ライセンス(Cカード)を持っていない方でも、プロのインストラクターと一緒に水中世界を楽しめるプログラムです。ただし安全面を考慮し、「お試しコース」として潜れる深さには制限があります。一般的には、5m~12m程度まで潜ることができるとされています。

たとえば、あるダイビングショップでは最大5m程度、別のショップでは最大12mまでといった具合に、実施するお店やコースの内容によって異なる場合があります。「5mって意外と浅い?」と思うかもしれませんが、一般的な住宅の床から天井までがおよそ2.4m前後なので、5mでも実際は2階相当の高さに匹敵する深さです。初めての方にとっては十分に海の雰囲気や水中の浮遊感を体験できます。

浅い水深でも楽しめる理由

「体験ダイビングは深いところまで行けないし、あまり楽しめないのでは?」という心配の声もあるかもしれません。しかし、実際には浅い水深だからこそ体験できる魅力がたくさんあります。

光が届きやすく、生物も豊富

水深が浅いエリアは太陽光が届きやすく、海藻やサンゴが成長しやすい環境です。海藻やサンゴは魚たちにとってエサや隠れ家となるため、海中生物が多く集まります。色とりどりのサンゴや元気に泳ぎ回る小さな魚との出会いは、水深5m程度でも十分満喫できます。

水中浮遊感を存分に味わえる

体験ダイビング最大の魅力は、陸上では得られない“浮遊感”を味わえること。5~12mの浅い水深であっても、海水の浮力を感じながらゆったり泳ぎ、非日常の世界を楽しむことが可能です。むしろ最初は浅いところで慣れたほうが安心感も高く、リラックスしながら海中を楽しめます。

ライセンス取得へのきっかけに最適

体験ダイビングは「ダイビングの基礎を学びながら、海の世界を気軽に覗いてみたい」という方にぴったりです。深くまで潜れない分、万が一トラブルがあってもすぐに水面まで戻りやすいというメリットもあります。初めてで緊張する方にとっては、安全面での安心が大きいでしょう。

なぜ体験ダイビングの深さには制限があるの?

安全最優先

体験ダイビングはライセンスを取得していない方でも楽しめる「お試しコース」です。しかし、ライセンス不要で手軽に海中を味わえる一方、安全面には最大限の配慮が必要です。たとえば、水深が深くなるほど短時間で体内に窒素が多く溶け込みやすくなるため、減圧症(潜水病)のリスクが高まります。

  • 減圧症リスクの低減
    体験ダイビングでは一般的に、潜る深さは5m前後、潜水時間は20~30分程度と制限されることが多いです。これにより、長時間深いところに潜った場合に起こりやすい減圧症を回避しやすくなります。また、浮上前に浅場で待機することで、体に溶け込んだ窒素をある程度抜く「安全停止」に近い状態をつくりやすいのもメリットです。
  • 水圧への慣れ・パニック防止
    深い水深へ急に行くと耳抜きのタイミングを逃しやすく、また水圧変化に慣れていない初心者はパニックに陥ることもあります。5m前後であれば、トラブルが起きても水面まですぐに浮上できるため、万が一の際のリスクを抑えられます。

ライセンス不要の手軽さとの両立

体験ダイビングが人気なのは、「ライセンス不要で、すぐに海中をのぞける」手軽さにあります。インストラクターが終始付き添い、水中での移動や耳抜きもサポートしてくれるため、初心者の方でも安心して挑戦できます。

  • インストラクター管理下での安全範囲
    ライセンスを持たずに潜れる最大深度は、多くのショップで約5m~12m程度に設定されます。これは「インストラクターが安全に管理できる範囲」でもあるからです。安全を最優先しながら海中の魅力を体験できる深度設定だからこそ、思い切り楽しめるのです。
  • 寒さ対策にも有効
    ダイビング器材は基本的にレンタルで用意するショップがほとんどですが、初心者向けの装備では長時間・深い水深に潜ると寒さを感じやすくなることも。短時間かつ比較的浅い水深に留めることで、快適な状態を保ちやすいのもメリットです。

「もっと深く潜ってみたい」と感じたら?

体験ダイビングの限界

体験ダイビングで海中世界の魅力を知ると、「もっと自由に動いてみたい」「より深い場所にも行ってみたい」と感じる方も多いでしょう。ただし、体験ダイビングはライセンスを持たない方向けのプログラムですので、インストラクター同伴が必須となり、深度や時間に制限が設けられています。

「もう少し長く潜っていたい」「ダイナミックな地形や生き物を見てみたい」と思った場合、体験ダイビングだけでは物足りなさを感じてしまうかもしれません。

次のステップ:より自由に水中世界を楽しむための「Cカード(ダイビングライセンス)」

「もっと深く潜りたい」「長い時間ダイビングを楽しみたい」という方は、Cカード(ダイビングライセンス)の取得がおすすめです。初級ライセンスであるオープン・ウォーター・ダイバーを取得すると、水深18mまで潜れるようになり、さらに中級のアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーでは最大30mまで潜れるようになります。

  • 基礎スキルを身につけて安心感アップ
    ライセンス取得コースでは、器材の使い方、水中での呼吸や耳抜きのコツ、浮力コントロール(中性浮力)などを学びます。これらを身につけることで、潜れる深度だけでなく、水中での安定感や安全性も格段に向上します。
  • 世界中の海を楽しめる自由度
    ライセンスを取得すれば、世界各地のダイビングスポットでファンダイビングが可能になります。日本だけでなく、海外の透明度抜群の海や多彩な魚種が生息するスポットへ出かける楽しみも広がります。まさに“水中旅行”のような感覚を味わえるでしょう。

もし体験ダイビングが楽しくて「もっと潜りたい!」という気持ちが高まったら、ぜひライセンス取得へのステップを検討してみてください。東京など都市部のダイビングスクールでも学科講習を受けられるため、忙しい方でも意外とスケジュールを組みやすく、短期間で資格取得を目指せます。

ライセンスがあれば水深18mの世界へ!

初級ライセンス(オープン・ウォーター・ダイバー)で可能になること

体験ダイビングを経て、「もっと本格的に潜りたい!」と感じたら、ぜひオープン・ウォーター・ダイバーの取得を検討してみましょう。これはダイビングの初級ライセンスで、水深18mまで潜れるようになります。

ライセンス取得コースでは、海中で必要な知識やスキルをしっかり学びます。特に重要なのが、水中で体が浮きも沈みもしない状態を保つ「中性浮力」の習得です。中性浮力を身につければ、水底やサンゴに触れるリスクを減らしながら思いのままに移動できるため、ダイビングの快適さが一気に広がります。

深度が広がれば出会いも広がる

水深18mは体験ダイビングよりもはるかに広い行動範囲を得られるため、体験版では見られなかった生き物やダイナミックな地形とも出会いやすくなります。例えば、サンゴ礁が広がるエリアから少し離れた場所に生息する大型魚や、多彩な海中環境を探索できるのもオープン・ウォーターの醍醐味です。

さらに海の冒険心をくすぐられる方には、中級ライセンスであるアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーへのステップアップがおすすめ。最大で水深30mまで潜れるようになり、沈船ポイントやダイナミックなドロップオフなど、より刺激的なスポットにも挑戦できます。

オープン・ウォーター・ダイバーのライセンスを取得すれば、国内外を問わず多くのダイビングスポットでファンダイビングを楽しめます。「もう少し深く潜りたい」「海中世界をもっと自由に楽しみたい」という方は、ぜひライセンス取得を目指してみてください。

東京から始めるダイビングライセンス取得

都市部での利便性

ダイビングライセンスを取得したいけれど、「忙しくて遠くまで通う時間がない」「平日しか空きがない」という方は少なくありません。しかし実は、東京の都市部でもライセンス講習を受けられるスクールが多数存在します。通勤や通学の合間に学科を進められたり、週末を利用してプール講習に参加したりと、都心ならではの利便性を活かして効率的に学習できるのが大きな魅力です。

学科・プール講習から海洋実習まで

初めはプールで器材の使い方や浮力調整などの基本スキルをしっかり身につけられるため、水中での不安をぐっと減らすことができます。

その後、実際の海に出て練習を重ねれば、オープン・ウォーター・ダイバーのライセンス取得が可能です。海洋実習も都市からアクセスしやすいポイントを活用することで、週末を使って短期間で資格を取ることも十分に可能。忙しい方でも無理なく通えるので、「思い立ったらすぐ行動に移せる」のが東京でライセンスを始める大きなメリットです。

まとめ

体験ダイビングでは、水深5~12mほどの浅い場所で海の世界を気軽に楽しむことができます。これは減圧症リスクを避け、安全に配慮した深度設定ですが、浅いからこそ光あふれる美しい景観や多彩な海の生き物に出会える魅力があります。

そして「もっと深く潜ってみたい」と思ったら、ライセンス取得が次のステップです。初級ライセンスを取得すれば水深18mまで潜れるようになり、さらに広がる水中の魅力を体験できます。東京からでも気軽に通えるライセンスコースが多数あるので、ぜひこの夏、ダイビングの世界への一歩を踏み出してみてください。

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